2枚のフォトから学ぶセンス

男性カメラマンの仲間は多い中、最近ある2人の女性が撮影した2枚を見て実は驚いた。
紹介する1枚は今年の夜桜撮影で出会った

彼女の風景撮影はレベルが非常に高い癒しが溢れ満ちる撮影法。プロに紹介したい腕前だ。
一緒に撮影に行っても、彼女ならではの自然の美しい世界を撮られるので
一緒に行った場所にその世界が実は在ったんだと驚かされるゆえ
次は何を撮って来たんだろうと毎回楽しみ膨れる、セミアマ・クラスのカメラマンだ。
その風景写真しか撮らなかった葉月さんが、ほぼ初めて撮った電車撮影を見てぶっ飛んだ



絞り値 f/11、シャッタースピード 1/45秒 設定で
『列車は動感が出るように撮るのが好きだなぁ…*』
で撮られたこの1枚。電車を撮らない自分だが、飛ぶ戦闘機を撮る自分の感覚で SS 1/45 設定って ・・・。
確かに躍動感出る設定だが、はくたかの先頭にピタッと焦点が合ってて全くブレてない

躍動感を出しながら先頭にピント合わせる事が、SS 1/45 で出来るのか

飛ぶ戦闘機では設定した事が無い厳しい条件の為、かなり驚かされたフォトである。グリーンの深みをベースとしたところも好きである。
列車は動感をテーマにして即、これを撮られると ・・・ 勉強になりました。
紹介するもう一人の女性は、ライブ♪参戦で出会った

同じライブ♪会場で彼女の撮影したカメラで、数枚見せて頂いたら目に止まるフォトが多かった。
女性ならではのアングルが、彼女の撮影する世界には上手く定着している事に気付いた自分。
自分は撮影する時にピント合わせる前に、ピント合わせる周りに何が写るのかをファインダーーで即チェックして、自分で決めたテーマのチャンスが来るまでシャッターは切らないタイプ。
さて彼女のフォトですがこのアングルには拍手もん



実は被写体のお二人の女性は、シンガーソングライターなんですが
物販が終了し、撮影許可得て撮影会中なのだが、被写体正面には沢山の男性カメラマンが居るんですが
彼女のこのアングルには驚いた

でもこのアングルでは全く気にならないし、沢山のカメラマンが被写体正面に居る事が表情で分かるアングルだ。
手の形と二人の可愛い瞳の距離にて、正面撮影よりリアルな立体撮影だ。
斜めにアクセント入った階段がフォト上でオシャレであり、更に奥行き感を増し3D感あるフォト。
男性カメラマンが多かったのでこのアングルを選んだのが、センスの良さ光ってる

自分この撮影会の時、一瞬で設定を決めた判断が
『わ~ これだけカメラ並ぶと同じフォトになるんで、今日の二人のイメージが可愛いので、ホワイトバランスを変更し、可愛いピンクになる様に設定しよう!』
でした。断然こっちのアングル・フォトの方が魅了し、勉強になりました。
2枚のフォトから学ぶセンス、カメラの世界は奥深い。しかも感性を磨くにはこういった機会に遭遇してこそまた自分が撮る世界の幅が広がるので、撮影されたお二人には感謝したいです。
撮影フォトも協力を得て拝借したもので、今回 BLOG 公開の許可も頂き、ありがとうございました。
女性カメラマンならではの繊細で緻密な感性。今後のお二人のフォトがまた楽しみです♪
お二人だけのCOLORを活かして、これからも心に残るフォトを撮って頂きたいと思って、ふとこの曲を思い付きましたのでプレゼント致します。
美元 智衣さん のこの曲 「キミだけのRainbow」


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